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今日、山口達也さんの記者会見がありました。

事実関係が徐々に明らかになっていましたし

ファンの方々はご存知だったのかもしれませんが

アルコールの関係で1ヶ月入院されていたんですね

今日、何件かマスコミの方から取材をいただきました

その中で

①警察の送致意見の「厳重処分」とはなんですか?

②不起訴処分とはどういう処分のことですか?

③今後の捜査の期間は?

という質問をいただきましたので

簡単にご説明させていただきます。

 

①警察の送致意見の「厳重処分」とはなんですか?

警察官は検察官送致(書類送検)をする際

被疑者の処分について意見を付します

それは以下の4つで、厳重処分が一番重い意見になります

・厳重処分(公判請求相当、つまり起訴して裁判にかけるべき)

・相当処分(起訴不起訴お任せします)

・寛大処分(起訴猶予で)

・しかるべく(不起訴案件)

 

ただ、この意見に検察官は拘束されませんし

検察官送致の後に、今回のように示談や被害届の取り下げ(処罰しなくていいよという意思表示)があることもありますので

あくまで『参考意見』という位置付けです

基本的にこの送致意見を弁護士は見ることができませんが

少年事件の場合は見ることができます

その意見が「長期少年院送致相当」「検察官送致相当」(逆送のこと)となっていても

実際、それよりも軽い処分になった経験があります

 

②不起訴処分とはどういう処分のことですか?

基本的には以下の3つを含みます

・嫌疑なし(犯罪にならない、犯人じゃない)

・嫌疑不十分(証拠がない)

・起訴猶予(犯罪はやってるけど今回は処分見送り)

今回の山口達也は「起訴猶予」として不起訴処分になる可能性が高いと思います

③今後の捜査の期間は?

山口達也さんは逮捕勾留されていませんので

時間的なリミットはありません

ですので、最終的な処分が半年後、一年後になることもあり得ます

社会的注目のある事件ですし、被害届の取下げもありますので

おそらく夏前までには処分はされていると思います

 

僕の個人的な感想ですが

山口達也さんは適切な時期に

かなり誠実な会見をしたなと思います

不合理な自己弁解はありませんでしたし

被害者の方やファンの方々に対するコメントも自分の言葉だなと思いました

(弁護士のコントロールはあると思いますが)

 

当面はこのニュースは注目されて行くと思います

 

このタイミングで

オウム真理教関連の死刑囚の死刑執行が

一斉に行われることになれば

報道が混乱するゴールデンウィークになりそうですね

「有罪率99.9%」の刑事裁判で無罪連発 ”勝訴請負人”弁護士の信念とはhttps://abematimes.com/posts/3378507

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