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TOKIOの山口さんの事件の熱が冷めやらぬという状況ですが

またしてもジャニーズの人気グループに関連する報道が出てしまいました

今回は、NEWSの小山慶一郎さん(34)と加藤シゲアキさん(30)に関する未成年者との飲酒報道です

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180606-00007681-bunshun-ent

報道の内容としては

2人が参加している飲み会で、お酒を飲ませる「コール」(「ターゲット! ○○ターゲット! の・み・ほ・せ!」と一気飲みを煽るかけ声)をしている音声が入った動画がネットに流出しているとのことです

ジャニーズ事務所も、動画に収められているやり取り自体については認めているようです(つまりは声の主が小山慶一郎さんと加藤シゲアキさんであることについては認めている)

飲み会が行われたのは数か月前の冬で、六本木の小山慶一郎さんと加藤シゲアキさんの行きつけの店とのことです。

六本木や西麻布のあたりには個室のカラオケ店などが多いので、そのうちのどこかなのでしょうか

ただ、小山慶一郎さんと加藤シゲアキさんは、相手の女性が未成年者だったとの認識が無かったとのことです

今後、法的な処分があるかどうかについては、

『未成年者であることの認識があったのかどうか』

この点が法律的な問題には重要になってきます

★ 未成年の飲酒の問題点は?

まず、飲酒をした未成年者本人が罰せられるのかという点ですが

結論としては、処罰されません

未成年者の飲酒は『未成年者飲酒禁止法』 という法律で禁止されています

しかし、この法律は飲酒をした未成年者自体を処罰の対象としてはいません。

処罰の対象になるのは
① お酒を出したお店

② 未成年者の保護者等

になります。

①に関しては、未成年者飲酒禁止法は

お店が20歳未満の者が飲むことを知ってお酒を販売・提供することを禁止し

これに違反した場合は50万円以下の罰金 を課しています

②に関しては

未成年者の保護者とその監督代行者(親権者に準じて未成年者を監督する立場にある親族、寮母、部活の顧問など)が未成年者の飲酒を止めない場合
科料を課しています

(科料というのは1万円未満の罰金のようなものです)

 

★「青少年」を深夜に連れまわすことについては?

もう一つ問題になるのは、未成年者の深夜の連れまわしです

・動画の時間帯が時間が何時だったのか

・未成年者が何歳だったのか

によってきますが、

・動画の時間帯が午後11時から午前4時までの間で

・未成年者が18歳未満の青少年

の場合は、東京都青少年健全育成条例(東京都青少年の健全な育成に関する条例)の違反になる可能性があります

 

東京都青少年健全育成条例では

●『保護者』は,通勤・通学などの正当な理由がある場合を除き,深夜(午後11時から翌日午前4時まで,以下同じ)に青少年を外出させないように努めなければならない

●『何人も』,保護者の同意,その他正当な理由なく深夜に青少年を連れ出し,同伴またはとどめてはならない

と定め

深夜に16歳未満の青少年を連れ出し,同伴またはとどめた者は,30万円以下の罰金に処されます(18歳未満の連れ出しなどを禁止しますが,罰則は16歳未満の場合のみ)

★条例の条文

(深夜外出の制限)

第十五条の四 保護者は、通勤又は通学その他正当な理由がある場合を除き、深夜(午後十一時から翌日午前四時までの時間をいう。以下同じ。)に青少年を外出させないように努めなければならない。
2 何人も、保護者の委託を受け、又は同意を得た場合その他正当な理由がある場合を除き、深夜に青少年を連れ出し、同伴し、又はとどめてはならない。
3 何人も、深夜に外出している青少年に対しては、その保護及び善導に努めなければならない。ただし、青少年が保護者から深夜外出の承諾を得ていることが明らかである場合は、この限りでない。
4 深夜に営業を営む事業者及びその代理人、使用人その他の従業者は、当該時間帯に、当該営業に係る施設内及び敷地内にいる青少年に対し、帰宅を促すように努めなければならない。
第二十六条 次の各号の一に該当する者は、三十万円以下の罰金に処する。
五 第十五条の四第二項の規定に違反して、深夜に十六歳未満の青少年を連れ出し、同伴し、又はとどめた者
青少年の深夜の連れまわしに関しては
昨年、小出恵介さんが深夜に17歳を連れまわしたとして
大阪府青少年健全育成条例違反で処分を受けています
(小出さんの件は大阪なので、大阪の迷惑防止条例が適用になります。大阪の条例では、18歳未満の連れまわしも処罰対象になっています)
上記のとおり
小山さんと加藤さんは
事実関係を認めたうえで
『未成年者だとは知らなかった』
という認識を話されているとのことですので
もしこの認識が真実であれば
青少年健全育成条例違反にはなりません
もっとも、
小山慶一郎さんや加藤シゲアキさんが少女ともし複数回会っている場合は、未成年者と知り得た機会が多いことになりますし
これだけ芸能関係者による
・未成年者との飲酒
・未成年者との性交渉
・不倫
のトラブルが、連日取り沙汰されている背景を前提にすると
年齢について一切確認をしていなかったという弁解がどの程度信用されるものなのかという問題はあります
また、仮に未成年者だと認識しておらず、法律的な処罰を受けないとしても
このような飲み会をしている動画が流出してしまうことのイメージ的なダメージは大きいでしょう
TOKIOの山口さんの事件の時に、小山慶一郎さんが辛辣なコメントを話されていたシーンを見た記憶もあります
NEWSとしてもジャニーズとしても
このダメージは計り知れないのではないかと思います
今回またしても文春砲ですが
引き続き報道内容と
ジャニーズ側、小山慶一郎さん、加藤シゲアキさんの対応などに注目していきたいと思います