弁護サービス

契約問題

契約書の作成・確認

契約書のご相談

弁護士への法律相談

法律相談

 今度取引先と新たに契約をすることとなり、契約書を作成することになったのですが、どのように作成したらいいのかわかりません。どのような点に注意して作成すればよいのでしょうか。

弁護士からの回答

弁護士からの回答

 契約書とは、契約する内容を文書に書き記したもので、契約したという証拠を残し、互いに契約を守る意識を強くするために作られます。

解説

契約書を作成する意味

 契約は契約書がなくても口頭の合意のみで成立します。しかし、一般的には契約書を作成することが多いです。契約書を作成することにより、以下のような効果が期待できます。
 ①内容確定力・・・契約内容を書面にすることで、契約内容がはっきりと確定します。
 ②証拠力・・・契約したことを文書に残すことになるので、契約したことが証拠として残ります。
 ③履行強制力・・・互いに「契約を守ろう」「守らせよう」という意識を持たせることができます。
 ④特約活用力・・・特約を定めることで、自己に有利な内容を盛り込むことができます。

契約書の作成方法

 法律上、契約の作成方法に決まりはありません。そのため、どのような体裁でも作成することができます。しかし、契約書を作成する目的は上記のとおりですから、それを意識したものでなくてはなりません。
 そのため、①契約の内容(当事者・目的・債権債務の内容)が明確となっているか、②トラブルが生じたときの対処方法は決められているか、③当方に不利なものになっていないかという点などに注意して作成する必要があります。
 もっとも、契約は双方の合意で結ばれるものですので、当然、こちらの主張ばかり押し通していては契約が成立しません。そこで、相手の主張を理解した上で契約の交渉、契約書の作成を行う必要があります。

弁護士に依頼した場合

依頼者の意向を反映した上で、トラブルにならないような契約書を作成いたします。